FIELD EDGE DESIGNZ.では作り手のことを

"レザーコーディネーター"と呼んでいます。

デザインには好みもあるでしょうが、提案している商品は

「他の服や小物から性別、様々なシーンまで

色んなものとの組み合わせが楽しめて、使える、且つ、個性的。」

 

をテーマに掲げ、提案させていただく為

ただの職人や作家、アーティストではなく

"レザーコーディネーター"なのです。

fedz.のこだわり

1.素材

厳選に厳選を重ねた上質な牛ヌメ革をメインの素材です。

直接、経験に基づいた眼で一枚一枚の繊維を確認し、

最も上質なものだけを選んでいます。

その選び抜いた革のさらに上質で堅牢な品質の良い部位だけを使用し

fedz.のアイテムは作られています。

良いときは一枚の革の5分の3、悪いときは2分の1の革のみを使用します。

現在はアイテムごとによって3~4種類の上質なヌメ革を適材適所で使用した

アイテム作りを行っています。

良い品質はまず良い素材からというのがこだわりです。

 

2.ステッチ

  通常、革の手縫いとは革に対して、

菱目打ちと呼ばれる菱形に穴を開ける道具を用い穴を開け、

そこに針と糸を通し縫っていきます。

その菱目打ちとは3つや4つの複数の穴を同時に開けられる

フォークのような複数本目打ちが効率もよく、

精度の高い作業で多くの職人がよく使う道具としています。

fedz.ではこだわりとして

一つにつき一つ穴の独自で加工した1本目打ちのみで

ステッチのラインを作ります。

なぜこだわるかというと、革の厚み、固さ、全体のサイズのバランスを

どの間隔で打てば革の強度が活かせるか、綺麗かを自由に探求出来るからです。

美しいステッチラインは一つ一つの穴から手間を惜しまずに作られると信じている為

1本菱目打ちにこだわっています。

 

3.染色

主に使用する革はハードレザーと呼ばれる牛ヌメ革で、全て刷毛のみで染色します。

染ムラを無くすためや効率を考え、漬け込んで染めるのではなく

各パーツそれぞれを1枚ずつ刷毛で手染めをします。

1枚として同じ部分がない生きた素材だからこそのこだわりなのです。

グラデーションのような高度なボカシ染めも刷毛だからこそ出せる味わい深い染色になります。

写真では伝わりにくいかもしれませんが、ぜひ一度こだわりの染色をご確認ください。

 

4.デザイン

男女共に使ってもらいたい、そんな願いが込められた

曲線美と直線美のラインをミックスしたようなユニセックスなデザインを心がけています。

尚且つ、様々なコーディネートの邪魔をせずアクセントとして加えられるような

カッコよさの中にシュガーを、可愛さの中にスパイスを込められるような

デザインを目指しています。

それがfedz.のデザインのこだわりです。

革製品はただハードなイメージではなく、

遊び心のある可愛さも、ストイックなカッコよさも併せ持つ素敵な素材だということ、

遥か昔から人々の生活を支え続けている万能な素材だということ、

使っていくことで共にその人それぞれの歴史を刻んでいく素材だということ

一緒に生きている素材だということを

多くの方に知ってもらいたいから、考えられているデザインなのです。

 

 

「良い物を届けたい」 ―それがFIELD EDGE DESIGNZ.のこだわりです。